ゲイでノンセクシャル~人生の雨宿り~

雨ばかりの人生に、雨宿りができる場所を作りたい

一人暮らし男子大学生のごはん

ミールカードありがとう

 僕は、現在親元を離れて一人暮らしをしています。

掃除や洗濯、買い物まで、あらゆる家事を、自分でしなければならないのですが、

なかでも厄介なのが「料理」です。うちの大学には学食があって、

ミールカード」と呼ばれるシステムがあります。先にお金をまとめて支払う

ことで、一日あたりに決められた額を学食で使うことができます。食費を削り

がちな大学生のためのシステムで、僕も使わせていただいていますが、日曜日や

祝日、長期休暇中は、学食が開いていません。つまり、週1回は自炊しないと

いけないんですね。そこで、ずぼらで面倒くさがりな僕がよく作っている料理を

紹介します!

料理はアイデア

 パスタ、パン、ごはんの3種の神器があれば、男子でも簡単にお腹を満たせます。

というのも、最近はレトルトや冷凍食品のクオリティが恐ろしく高く、

材料を買う費用、調理する手間を考えると、こっちの方が安いことも多いです。

 でも、毎回冷凍食品やレトルトを食べるのも味気ないですし、なにより安いとは

いえお金がかかります。そこで、レンジやトースターを使って、火を使わずに出来る

範囲で工夫をしています。例えば、食パンがあれば、ジャムをぬっても、チーズを

のせても、失敗することなく美味しく食べられます。ピザソースを塗って

ピザトーストにしたり、余りがちな卵と牛乳でフレンチトーストにしたり、

かなり料理をしている気分を味わえます。食パンをフランスパンにするだけで、

ガラリと味が変わるんですね。(そして溜まっていくパン祭りのシール……)

 また、パスタは鍋でゆでなくても、耐熱タッパーにいれて、レンジでチンすれば、

簡単ににつくれます。あとは、市販のソースをかけてもいいし、お茶漬けのもとや、

「松茸のお吸い物」をかけても美味しいです。個人的には韓国のりと一緒に食べる

のが好きです☆(よく実家から送られてくるので助かります)

 ご飯も、炊いてしまえば冷凍して保存できますし、なにか1つおかずを

作るだけでいいので、ぐんと料理のハードルが下がります。耐熱タッパーは

本当に便利で、簡単に蒸し野菜や豚しゃぶが出来るので、ゴマだれやポン酢だけで

ご馳走が作れます。

「気分」は大切

 といっても、疲れていてご飯を作る気力がない日もあります。

そんな日でも、冷凍食品やカップラーメンで済ませずに、冷凍ご飯をチンして

おかずだけスーパーのお惣菜を買ってくるようにするだけで、かなり食費が

浮くんです。それに、たとえお惣菜であっても、人の手で作ったものというのは

温かみがあって、レトルトよりもずっと美味しく感じます。

 僕が作っているご飯は、そんなに立派なものでもありませんし、料理といえる

のかもあやしいぐらい手抜きです。でも、一人暮らしを始めるまでまったく料理を

しなかった僕にとって、たとえ「気分」であっても、自分で料理をするだけで、

何倍も美味しく感じるんです。そして、ひさしぶりに食べる親の手料理が、

涙が出るほど温かく感じます。毎日のご飯を用意する、当たり前だと思っていた

ことの大変さがわかったからこそなのかもしれません。

 「僕もこの温かさを共有できる彼氏が欲しいなぁ」、と思いながら今日もまた、

一人でさみしい台所に立って、パスタをレンジに突っ込み、耐熱タッパーの

アツアツの愛を受け取るのでした。