ゲイでノンセクシャル~人生の雨宿り~

雨ばかりの人生に、雨宿りができる場所を作りたい

僕(ゲイ+ノンセクシャル)のクリスマス

 もうすぐクリスマスですね。街はイルミネーションが光っていて、

赤と緑の飾りに包まれています。(サイトもクリスマスカラーにしてみました!)

そして、クリスマスと言えばやっぱり絶好のデートチャンス!

おしゃれなお店でディナーを食べて、プレゼントを渡せば、ベタではありますが

ムード満点のデートになります。

 ただ、あまりのカップルたちの眩しさに、クリスマスに恋人がいない

人たちは「クリぼっち」という名前で呼ばれてしまうのです。

 でもちょっと待ってください!確かにクリスマスにデートをすることは

素敵だとは思いますが、どうしてクリスマスに恋人がいないと

みじめにならないといけないんですか?それはもしかすると

「クリスマスは恋人とデートしましょう」という企業の宣伝文句や世間の思い込みに

踊らされているだけかもしれませんよ!

 というのも、クリスマス時期になると「男女」のカップルがイチャイチャしている

ポスター、CM、広告にあふれており、お店に入ると、

「彼女さんにプレゼントですか?」とか女の子の友達と歩いているだけで

「デートですか?」「お似合いですね」と言われてしまいます。

 僕は身長や手足が小さいので、靴や手袋なんかは男女のちょうど中間の

サイズなんです。そのため、よく「プレゼントですか?」と聞かれるのですが、

その度に「あっ自分用です」と恥ずかしい思いをします。

(かわいい系だとなおさら恥ずかしい……)

 また、僕は吹奏楽部ということもあって女子と一緒に歩くことは慣れていますし、

一緒に遊びに行くことも多いです。そのせいか、他の人からすると、

付き合って長いカップルや、女子の扱いに手慣れている男子のように見えるらしく、

わりと「カップルですか?」と言われることが多いです。

(僕がゲイであることを知っている友達も多いので、お酒のネタにされます……)

 そのため、「男女」が歩くだけでカップル扱いされて、買い物をする度に

プレゼントかどうかを聞かれ、しまいには周りにたくさんの男女のカップルが

うじゃうじゃいるため、クリスマス時期はなんだか疲れてしまいます。

(彼女を引き連れたノンケさんって必死に男になろうとしている姿が、

見ていて辛いんですよね……)

 しかも男同士で歩いていると、「彼女いないんだ、かわいそう」という

大きなお世話ですが、憐みの目を向けられます。独り身+ゲイにとって

クリスマスカラーに染まった街は、この上なく居心地が悪い空間ですね。

 僕としては、クリスマスは友達と一緒にパーティーをしたり、プレゼント交換を

したりしている方がずっと楽しいと思います。(恋人がいない負け惜しみかもしれませ

んが……)恋人という目を気にすることなく純粋にクリスマスを楽しめるからです。

 きっと子どもの頃はみんなプレゼントがほしくて、クリスマスイブには

家族でケーキを食べて、普段は食べない外食に行ったり、ケンタッキーを

テイクアウトしたり、クリスマスツリーの飾りつけを一緒にいたり、

友達の家でパーティーを開いたり、たくさん楽しいことがあったと思います。

 でもいつしかデートしたい、クリぼっちは嫌だ、リア充ばっかりで悔しい……

みたいな負の感情にあふれるようになってしまっていませんか?

 僕としては、恋人と一緒にクリスマスを過ごしても、友達と一緒にクリスマスを

過ごしても、一人でクリスマスを過ごしても、本人が楽しければそれでいいと

思います。他人をうらやむ必要もないし、クリスマスの過ごし方に優劣をつける

なんてナンセンスだな、と思います。

 クリスマスプレゼントを自分に買ってもいいんじゃないですか?

クリスマスディナーを友達と食べに行ってもいいんじゃないですか?

「クリぼっち限定」のパーティーじゃなくて、カップルもそうでない人も一緒に

友達みんなでパーティーをした方が楽しいんじゃないですか?

 僕は好きな人と2人きりになりたいという感情がないので、そう思うだけかも

しれません。でも、みんながいる中で僕にだけ多めにご飯をくれた、とか

よく目を合わせてくれた、とかあとでこっそりプレゼントをくれた、という方が

おごってくれるよね?プレゼントくれるよね?手をつないでくれるよね?という

やり取りよりも楽しいし、ドキドキすると思いませんか?

(片思いをこじらせているだけと言われそうですが……)

せっかく年に一度の行事なんですから、「クリスマス自体」を楽しみましょう!