ゲイでノンセクシャル~人生の雨宿り~

雨ばかりの人生に、雨宿りができる場所を作りたい

ジェンダーフルイドって何?

 皆さんは「ジェンダーフルイド」という言葉は知っていますか?

「フルイド(fluid)」は流動性の、変わりやすい、流体という意味があり、

自らの性自認が日や気分によって変化する人たちです。

(ジェンダーと性自認については以下の記事でも書いています)

www.life-amayadori.com

 性自認は「Gender Identity」とも呼ばれ、心の中で思っている自らの性別

ことです。自分のことを「男性」だと思えば、体が女性であっても、性的指向が

何であっても、性自認は「男性」なのです。この性自認が変化するということは、

「昨日までは自分のことを女だと思っていたのに、突然男になったような気がした」

ということがあり得るということです。

 そんなこと本当にあるの?と思いがちですが、実は気づいていないだけで

心の性別やジェンダーというものは、案外脆いものだと思います。

 例えば、普段は男らしい人が甘いものを食べているときは女子みたいになる、

服を選んでいるときだけは女子の気分、スポーツをしている時は女子であることを

忘れることができる、みたいなことありませんか?

 また性自認には「Xジェンダー」という男でも女でもないというものもあります。

ゲイの人なら特に、自分が男の子でも女の子でもないような感覚になったことが

あるんじゃないでしょうか?女の子の友達ばっかりで、自分も女の子だったら

もっと一緒にいれるのになぁ、でも自分は男の子だし女の子になりたいとは

思わない、でも好きになるのは男の子だしやっぱり自分は女の子なのかな?

みたいな経験ありませんか?僕は、たくさんありましたよ。

 また、僕個人の意見なのですが「性的指向」も変動しうるのではないかと思います。

僕は、以前「ケモナー」と呼ばれる獣人を愛する人であることを、カミングアウト

しました。(詳しくは以下の記事で)

www.life-amayadori.com

 もちろんケモノは大好きです。でも不思議なことに、いつも好きなわけではなく

「人間が好き」と「ケモノが好き」という感情が、周期的にやってきます。

分かりやすく言えば、「どっちのエッチなものをみたいのか」というやつです。

もちろんエッチだけでなく、「どっちを見ていた方が癒されるか」や

「どっちのほうが恋愛的に好きという感情が強いか」という気分が変動します。

 最近知ったのですが、「白兎さん」が自身のブログの中で、

「人間という存在がどうしても好きになれないという感情」というものを

述べられていました。

(白兎さんのブログは、はっとさせられる記事が多くて何度も読み返してしまいます)

rayleonard-00.hatenablog.com

 僕は、ノンセクシャルであり現実の男性とセックスをしたいと思いません。

(他の記事でも言っていますが、僕の中ではキスがゴールというか限界です)

そのため人間の男性というものが、生々しさを感じさせるので気分が乗らなくなる

のかもしれません。そもそも僕自身、ヒトがあんまり好きじゃないので、

ケモノが理想的な恋人の姿、現実を忘れさせてくれる夢の存在のように感じる時が

よくあります。

(この記事を書きながら、確かに疲れている時や嫌なことがあったときは、

ケモノ成分が欲しくなると、ふと思いました)

 僕にとってケモノという存在は「男か女か」と同じように「人間かケモノか」

なのです。ある意味バイセクシャルみたいなものだと思っています。

(人間であってもケモノであっても、好きになるのは男または雄ですけどね)

 性的指向や性自認というものは、自分自身がどう思うのかが一番大切だと思います。

「ゲイだから男が好きなんだ」ではなく、「男が好きだからゲイなんだ」

なのです。でも「男が好きだけどバイセクシャルだ」と本人がそう思えば、

ゲイではなく、バイセクシャルになるでしょう。

 でもセクシャリティは「絶対的で変わらないんだ」と思い込みがちです。

「ゲイだから女の人やノンケの人とは無理」「男が好きってことはゲイに違いない」

自分自身で自分自身を無意識のうちに縛り付けてしまうことがあります。

セクシャリティに悩んだセクシャルマイノリティだからこそ、一度出した結論を

絶対的なものにしてしまいがちです。

 「今のところは男が好きだからゲイってことにしておく」と考えるだけで、

心にも考えにもゆとりが生まれると思いますよ。