ゲイでノンセクシャル~人生の雨宿り~

雨ばかりの人生に、雨宿りができる場所を作りたい

詩を書いてみた2

1.こども
ホットケーキにミントを乗せるの
私の娘のつかの間の旅路
麦わら帽子にワンピース
少しおませなヒールのサンダル
日焼けを恐れぬ小さい大人
ただいま、おかえり
台所に現れたコップとコスモス

2.うつくしいもの
水面の春の亡骸
消えゆく夏の夕映え
静まった秋の社
崩れた冬の白うさぎ

3.ときめき
ボーダー柄のグラウンド
カラスの羽をまとったら
僕らは進む バス停へ

こっちに僕で 彼はあっち
よそ見は彼のエスコート
ゆるめた靴ひもほどけたら
一番星じゃなくなった

語らいと二十一分の空白

白い切符にシワをつけ
金の星を眺めてる
カバンと手すりに負けたから
両足ぴたりとくっ付けた

カラスに呼ばれた金の星
追えば空には流れ星
三たび願えど叶わない
いつも願えど叶わない

4.感謝
いただきます
首を絞め 羽をむしった 鳥の肉
いただきます
最後には 涙を流す 牛の肉
いただきます
人のため 太らされた 豚の肉
いただきます
血を流し 骨を抜かれた 魚の身
いただきます
雨風に 汗水垂らす ごはんつぶ
いただきます
そう言えば なぜかご飯が 食べられる