ゲイでノンセクシャル~人生の雨宿り~

雨ばかりの人生に、雨宿りができる場所を作りたい

人生初のCDを買った

 僕は、人生で初めてCDを買いました!正確に言えば、自分の意志で買った

初めてのCDです。(部活のCDを親に頼まれて買ったことがありますので)

その記念すべきCDはスピッツです!

 

さざなみCD [ スピッツ ]

価格:2,731円
(2020/1/13 21:04時点)
感想(59件)

  というのも最近スピッツにドハマりしていまして、僕の中で平井堅を超える

勢いで好きになりました。もともと「空も飛べるはず」を合唱で歌ったことがあり、

その時から「幼い微熱?神様の影?」みたいに歌詞が不思議だなとは思っていました。

 そして、何気なく聞いた「シロクマ」という曲が僕にとっても刺さったんですね。

www.youtube.com

 最初はMV可愛いな~ぐらいの気持ちだったんですが、何度も聞くうちに

歌詞がとっても深いなと感じました。僕なりの解釈みたいなものを

書いてみたいと思います。

あわただしい毎日 ここはどこだ? 

すごく疲れたシロクマです

強い日差しから 逃れて来た 

しびれが取れて立ち上がれば

  シロクマはとてもストレスに弱い生き物だそうで、特に動物園のような狭い場所に

いると、気温の高さや環境の違いも相まって、変な行動を起こすこともあるそうです。

 そんなシロクマを現代の多忙な人間と重ねているのです。強い日差しが会社や学校、

しびれが疲れと置き換えると分かりやすいと思います。

ちょっと遠い景色 簡単ではないけど

ビンの底の方に 残った力で

 疲れている時は、動くことも億劫ですよね。でもビンの底に残ったような僅かな力を

振り絞って動こうとしています。MVではシロクマがジュースを飲んでいますが、

ジュースのビンの底には、沈殿したものがあって味が濃くなりますよね?

そんな最後の一滴を振り絞るような表現ですね。

今すぐ抜け出して 君と笑いたい まだ跳べるかな

物語の外へ砂漠を越えて あの小さい灯

星になる少し前に

 ここで「君」という名前が出てきて、大切な誰かだろうと分かります。

疲れている中で、力を振り絞ってでも、君と会いたいと言っているのです。

「まだ跳べるかな」ということは、かつては跳べていたけど、今は跳べるかどうか

分からないということでしょう。

 そこに「物語の外」「砂漠を越える」と続き、「小さい灯」が「星になる少し前に」

と言っています。僕の解釈なのですが、このままの生活では大切なものを失って

しまうと言っているのかなと思います。忙しいということを言い訳にして、家族のこと

をおろそかにしてしまっている。でも家族と一緒に笑うためには、ビンの底の力を

振り絞り、物語の外に行ったり、砂漠を越えたりするぐらい難しいことなんだ。

でも本心はかつてのような生活を取り戻したい。今ならまだ間に合うかもしれない、

星になってどこかに流れてしまう前に、と葛藤している様子が描かれているのかなと

思います。

 とっても歌詞が深くて、まるで詩や物語を朗読しているかのような感覚です。

また、この曲はコードがとっても単純なのに、しっかり盛り上りや緩急があって、

簡単なコード進行であることを感じさせないほど生き生きとしたメロディーライン、

ベースの動き、リズムの緩急、そして繊細なのに伸びがある草野さんのボーカル、

どこを取ってみても素敵だと思います。本当に細かな所まで考えられているのに、

あくまで何事もないように演奏をするそのさりげなさが、たまらなくカッコイイです!

 一度付いた火はあっという間に燃え広がっていき、「チェリー」や「ロビンソン」

といった有名どころから、「漣」「猫になりたい」といったファンにとって

隠れた名曲と言われている曲まで、片っ端からyoutubeで聞きました。

 ただ、曲によっては音源がなかったり、僕の好みの曲ばかり選びがちになったり

しました。そこで、思い切ってシロクマの次にハマった「桃」という曲が入った

「さざなみCD」というアルバムを買ったんですね。

 人生で初めてCDを買ったのですが、CDを買うことはわりと紙の本を買うことに

似ているような気がしました。(僕の本に対する考え方は以下の記事で)

www.life-amayadori.com

もちろん今の時代はダウンロードすればその曲をピンポイントで聞くことができ、

かさばることもなくスマホ一つでどこでも聞けます。

 でも、CDを買うことでアルバムのジャケットや歌詞カードを手に取って見れます。

このジャケットと歌詞カードがとっても可愛くて、デザインにこだわっているなと

感じました。また、好きな曲と一緒に、名前すら知らなかった曲、名前はいまいち

だと思っていたけど聞いてみたらとても良かった曲に出会えることも大きいです。

 また、CDを持っていることでその曲を自分のものにしているという支配欲が

満たされるんですね。かつての王様は、楽譜を集めて飾ることでそこに

閉じ込められた音楽というものを自分のものにしていた満足感を得ていたそうです。

 一種のコレクションじゃないですけど、本を本棚に並べたくなるのと同じで、

音楽をCDという形で並べたくなりますね。スマホのプレイリストに並ぶのとは

また違った満足感があります。

 現実的なところを言えば、データの容量を気にしなくていいということ、

CDを買うことによって歌を歌っている人にお金が入るので、歌を聞く礼儀として

無料の動画サイトではなくCDを買いたくなること、いい音質で曲を聴けること、が

挙げられるかなと思います。友達や家族にささっとCDを貸せるのも嬉しいですね。

 今回CDを買ってみて、CDプレイヤーやウォークマン、iPadが欲しくなっちゃい

ました。イヤホンやヘッドホンも欲しいですし、そうなるとお金がヤバいですね。

ただ、CDは一回買えば何度でも聞けるので、本と同じく「一生分の買い物」

なのかなと思います。これからもダウンロードではなく、CDを買いたいと

思いました。(スピッツのファンの人がいましたら、オススメの曲やアルバム

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